【PARTY☆PARTY】31歳専門学校講師とカップリングして食事に行った話④
続きです。
カップリング成立した私と1番は、そのまま遅めのお昼に行くことにした。
1番「何か食べたいものありますか?」
飲食店のマップを見ながらお店を選ぶ。
私「あ、オムライスとかどうですか?」
1番「いいですね、行きましょうか」
オムライス屋に向かう途中、しばし沈黙が流れたところで、1番が沈黙を打ち破ってきた。
1番「ぼく、マジックが得意なんですよ」
私「え、マジックですか?」
1番「保育園時代は子供たちにすごくウケて!もっとやって〜、今日も新しいの見せて〜ってみんな寄ってくるんですよ〜」
構図がすごく浮かぶ…。
パーティー中も感じたけど、1番さんはほんとに「和やか」を具現化したというか、周りに小さいお花が飛んでるような感じだなぁ。
私「専門学校の生徒相手にはやらないんですか?」
1番「前にやったらびっくりするくらいシラケちゃって笑
以来やってないです。なんだこいつって目で見られたから笑」
ですよね…笑
そんなこんなでオムライス屋に到着。
31歳、ちゃんとソファ席を譲ってくれた。
注文をして水を飲む。
婚活パーティーはずっと喋り倒してるから喉が疲れて仕方なくて、やっと飲めた水の有難みを感じていた。
1番「理学療法士って専門学校も大学もありますよね。yumekaさんはどっちだったんですか?」
私「大学ですよ。1番さんはどっちですか?」
1番「ぼく、実は保育士になる前は警察に勤めてたんですよ〜。普通の大学行って、警察になって、警察辞めて、保育士の専門学校行って、保育士やって、保育士の先生になっちゃいました。」
警察!?すごい経歴だ。
このふわふわな雰囲気からは想像もつかない…!!
私「なんで警察辞めたんですか?」
1番「うーん、なんか、思ってたのと違ったな〜って思って。合わないかな〜って」
でしょうね……。
こんなふわふわな警官、悪い人捕まえられなさそうだもん(笑)
私「そもそもなんで警察目指したんですか?全然方向性違いますよね」
1番「ヒーローになりたかったから!正義のヒーローって感じでかっこいいじゃないですか!」
守沢千秋だ………!!
まさか3次元に「ヒーローになりたい」という理由で警察目指して実現しちゃう人がいるとは。
まさにあんスタの守沢千秋。
私が守沢千秋推しだったらきっとめっちゃ惚れてた。
鬼龍紅郎推しだから惚れてないけど!
私「じゃあなんで保育士目指したんですか?」
1番「ちっちゃい子好きだし、警察より合ってると思って!保育園でヒーローになろうと思ったんですよね〜」
やばい、この人面白過ぎない?笑
もうこの時点で全てが幼稚すぎて全然恋愛対象じゃなかったと思うけど、思考回路が面白かったので話を聞き進めることにした。
1番「保育園では園児たちとヒーローごっこしてましたけど、『先生がレッド〜♪』って園児と張り合ったり、楽しかったな〜」
私「いい先生ですね」
いい人なのはわかるし、性格も良さそうだけど、この幼稚な感じが聞けば聞くほど疲れてきた笑
そんな中、どういう流れだったか忘れたけど
1番「ぼくアイコス吸うんですけど〜、」
私「えっ、アイコス吸うんですか」
まさかの喫煙者だと判明。
私「子ども関係の仕事だからてっきり吸わないんだと思ってました」
1番「でもタバコじゃなくてアイコスですよ〜!タバコより全然健康にいいし、煙も少ないし!」
元カレと言ってること一緒ーーーーー!!
私の元カレもアイコス使用者で、煙の匂いが苦手な私は元カレにやめるよう頼んでいた。
付き合う前は「yumekaが嫌ならやめる」と言ってたにも関わらず、結局やめなかった。
あのときはあとからいろんな人に「喫煙者はやめるって言っても絶対やめないから」とアドバイスを受けた笑
この時点で私はもう二度とこの1番さんと会わないことを決意した。
そのあとの会話はもうほとんど覚えてない。
喫煙者とわかった時点で一気に1番に対する興味を失ったので、質問もほとんどしなかったし、「待ち合わせしていた友達が早く着いたらしいので…」と嘘をついて早めに切り上げた。
今回のスマホを使ってのパーティーは確かタバコについての質問項目はなかった気がする(あったら見てるだろうし)。
今後は早い段階でタバコについては質問しなきゃな…と反省した。