【Pairs】Pairsで彼氏ができた話
前回の続きです。
薬剤師と3回目のデートで、夕食を食べた後に移動した私たち。
行き着いた先は、六本木ヒルズの毛利庭園だった。
日曜の夜だったので人もそれほど多くない。
チラホラ見かけるのはカップルが数組。
薬「ここ座ろっか」
ベンチに腰掛ける。
薬剤師、緊張しすぎ(笑)
緊張が伝わってきてしょうがない。
こっちも緊張しそうになるのを抑えて、隣に座る。
薬「……」
私「……」
まだかな………どう出る??どう出る??
薬「……何回か会ってみてyumekaのこといいなって思ってて、よかったら付き合ってください」
おお、真面目な告白。
私は冷静だった。
なんだか年下のような錯覚さえ感じるようなウブさを感じる告白に感心していた一方、この時点で告白を受けるか少し迷っていた。
なぜなら、まだ「好き」になれていなかったから。
自分のことを好きだと言ってくれるのは嬉しい。
見た目も好みだし、条件だって悪くない。
なのに私は即答ができなかった。
私「……好きだって言ってくれるのは嬉しい。告白してくれたことも嬉しいと思ってる。ただ、まだ薬剤師さんのことを心から好きになれている状態ではなくて。でもこれから好きになっていけそうな気がする。こんな私でよければ…」
薬「全然いいよ!じゃあ、付き合うってことでいい?」
私「うん。よろしくね」
薬「よかった。すごくうれしい。手、つないでもいい?」
許可をとってから手をつないでくる薬剤師。
彼氏ができた。
20歳から実に4年ぶりの彼氏だった。
久しぶりに彼氏をつくることができたことが私は嬉しかった。
この当時は「誰かと愛し合うこと」よりも「彼氏を作る」ことに執着していたので、目的を果たせたことに喜びを感じていた。
多分、このときは誰でもよかったんだと思う。
付き合うことになってので、私はPairsをお互いに退会することを提案し、薬剤師は快く承諾してくれた。
お互いの目の前で退会処理を確認する。
こうしないとのちのち浮気の可能性もあるからね!笑
Pairsで付き合うことになった女性陣の皆様、相手の退会はしっかり確認しておきましょう!
アプリ消せないってことは何かしら問題があるかもしれないし、やましいことなければすぐ消せるでしょう。
そこはお互い様だから、ここでアプリを消すことは誠実性を示すことにもなる。
ちなみにPairsの場合は退会したら1か月は再入会ができないけど、1か月たてばまた入会できちゃうので、付き合っている最中もアプリがまたインストールされてないかは気を付けた方がいいかも。