【Pairs】29歳薬剤師と3回デートした話
前回の続きです。
29歳薬剤師とデートをすることになりました。
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初めて実際に会った薬剤師は写真よりも見た目がよかった。
背も高いし、鼻も高いし、目も二重で私の好み!
同じ医療系なので考え方が似てる部分もあり、話していて楽だった。
優しいし、私に対する気遣いもしてくれる。
ちゃんとお店の予約もしてくれるし、スマートに会計もしてくれる。
ただ気になる点があるとすれば、何かに対するコンプレックスが強いようで、ところどころに自虐が入っていたり、私の顔色をうかがうようなところがあることだった。
自虐は気になるけど…私に危害はないし、コンプレックスなんて誰にでもあるし…と目をつむっていた。
そんなこんなで2回目のデートをしたあと、LINEで
薬剤師「告白って何回会ったらされたい?」
という質問をされた。
普通そんな質問するか…??と思いつつ、今この薬剤師に告白されたら断る理由はないし、見た目が好みなので告白してくれるなら嬉しいなぁと思っていた。
私「3回目かなー?3回目ってやっぱりデートを重ねる時の節目みたいな感じがするし、それ以上デートしても告白がないなら、私の事はないんだなって思っちゃうかも」
今思えばこの思考が良くないことはわかる。
大事なのは世間で言うような恋愛セオリーに乗っ取ることじゃなくて、2人の関係性(パートナーシップ)なのにね。
薬「わかった!頑張る!笑 次会う時だけど、行きたいところある?」
私「六本木ヒルズの展望台行きたい!」
薬「じゃあそこにしよう!」
私は高いところから景色を見るのが好きなんですが、「都会の夜景」とか「イルミネーション」は男性と行きたい性分で。
「デートで行きたいところリスト」を作っていて、その中から3回目に相応しそうなところをチョイスした。
そして当日、六本木ヒルズの美術館に行って建築物についての展示を見たあと、展望台にあるレストランで遅めのランチを食べ、そのままそのレストランでひたすら話していた。
学生時代の話や趣味についてお互い話していたらあっという間に夜になり、窓の外の景色は夕陽に照らされ、夜景に変わっていった。
六本木ヒルズからの夜景はとても綺麗で、その景色を見ながらのデート、というシチュエーションがとても心地よかった。
オシャレなロウソクまで灯され、理想的な雰囲気でそのまま軽く夕食も食べた。
薬「そろそろ出ようか。行きたいところがあるんだけどいい?」
私「うん、いいよ」
これは告白か?告白か?
てっきりお店の中でするんだと思ってたけど、別の場所でしてくれるようだ。
心無しか緊張した面持ちの薬剤師。
沈黙が続き、そのまま薬剤師についていく。
続きます。