女子校育ちこじらせオタクの恋愛活動記

彼氏いない歴=年齢だった私でも彼氏を作れた!

オタク婚活のアエルラに参加した話

 

 

これは2014年10月の話。

 

当時20歳大学2年である。

 

筆者のプロフィールはこちらを参照。


初めてできた彼氏にあっさり別れを告げられて腹が立っていた私は、大学1年生で停止していた恋活を再開することにした。

 

早く新しい彼氏を作って、嫌な記憶を上書きしたかった。

 

このとき選んだ恋活サービスが

 

オタク婚活パーティーアエルである。

 

オタクであるという圧倒的共通点をもつ男性に対してはオタクであることがデメリットにならないから話しやすいし、一般男性よりもハードルが低い。

 

 

結論から言うと、

 

10人中10票、ダントツ一位の票を獲得することに成功した。

 

オタクちょろいわ()

 

確かこのときは20代限定のパーティーに参加した。

 

今回はひとりではなく友人付きだ。

 

ちなみにこの友人とは小学校5年生からの付き合いで、私とは別の中高一貫女子校に通っていた過去があり、同じくオタクで乙女ゲーマーである。

 

アエルラの残酷なところは、カップル成立が全員の前で発表され、成立しなかった者はまとめて先に退室させられるところである。

 

友人は成立できなかったので別々の退室になってしまった。(しかし友人は女性参加者と仲良くなってゲーセンで遊んで帰ったらしいのでよしとする)

 

参加者は男性10名、女性10名。

 

 

流れは以下の通り。

 

①到着した順に席がスタッフから案内され、あらかじめネットで記入したプロフィールシートを印刷したものを渡された上で、男女向かい合って着席。

 

②開始時刻になったら5分ずつ会話

 

③10人と会話したら好感度が高かった異性を第3希望まで番号で記入

 

④集計タイム(このときに男女別で休憩をするのだがケーキが配られる。このケーキがとてもおいしいのでこのケーキのためだけに参加できるレベル)

 

⑤中間結果が渡される。

 

⑥後半戦アピールタイム。女性が待ち、話したい女性を男性が選んで会話。

 

⑦アピールタイム。男性が待ち、話したい男性を女性が選ぶ。

 

⑧フリートーク

 

⑨最終集計&結果発表

 

確かこんな感じ。

 

 

男性はサブカル系塩顔眼鏡男子、2chに張り付いてそうなキモオタ、一見オタクには見えないような普通の人などなど、まあ様々だ。

 

女性はいかにもオタクでアクシーズゴテゴテ、みたいなのは案外いなくて、地味めなふつう女子~かわいい女子という印象だった。

 

初参加ではない人も数人いた模様。

 

 

中でも少し気になったのが横浜在住28歳SEの男性だった。

 

余談だがオタク男性のSE率すごい。

 

確か8人くらいSEだったんじゃないかな。

 

この横浜SE(と呼ぶ)はフロアに上がるエレベーターから一緒になり、最初の座席も正面だったので、スタートまでの10分程度の時間も話していた。

メトロのときといい、最初の座席は婚活パーティーにおいて本当に重要だと思う。

 

 

横浜SEとは好きな作品でかぶっていることが多く、作品の話は特に盛り上がった。

 

好きなキャラ、作品の世界観、フィーリングが合うとはこのこと。

 

話していて楽しいと素直に思えた。

 

また、私は横浜みなとみらいの夜景デートに強い憧れを持っており、それを伝えると、「横浜に住んでるから横浜のことはいくらでも案内できるよ」「穴場のおいしいごはん食べられるお店もたくさん知ってるよ」「横浜の夜景、俺も好きなんだ」と熱心にジェントルに教えてくれた。

 

年上さすが~~~~(ちょろい)

 

会話は盛り上がり、お互いにマッチングできることを確信していた瞬間だったと思う。

 

 

 

だがここで事態は一転する。

 

後半戦、席を立って移動してからの会話はこの時点が初めてだった。

 

そして気づいてしまうのである。

 

横浜SEの斜めから見た顔が憎き元カレにそっくりであることを。

 

しまった~~~~~~~~~~

 

正面で1対1の会話をしているときは気が付かなかったのである。

 

私は元カレの顔が好きではなかった。

 

特に横や斜めから見た顔が嫌いだった(ほんとなんで付き合ってたんだろう)。

 

そこで一気に前半戦のテンションは失せた。

 

 

 

中間発表の時点で私は10人中9票を獲得していた。

 

マッチング率も算出してくれるのだが、やはり横浜SEが1位。

 

これはやばい。このままではマッチングしてしまう。

 

他の男性に切り替えよう。

 

案の定、男性からのアピールタイムでは即座に横浜SEが私に寄ってきた。

 

他の男性も私に話しかけようとしていたが、横浜SEのアプローチを見てすごすごとほかの女性に方向転換したのを視界の端でとらえる。

 

あ~、行かないで~。

 

そんな私の心変わりも知らず、生き生きと話しかけてくる横浜SE。

 

女性からのアピールタイムで、私は別の男性に会話しに行った。

 

しかしピンとはこない。

 

外見は好みではないが話していて楽しかったのは横浜SEだな…

 

外見で判断するのはもったいないかもしれない…

 

私は迷っていた。

 

最後のフリートークでも横浜SEは私に来た。

 

好意アピールが伝わってくる。

 

ここまで気に入ってくれているのに外見だけで蹴るのも申し訳ないかもしれない…

 

話は合うし。

 

 

そんなこんなで結局横浜SEとマッチングした。

 

メトロのときといい今回といい、自分は押しに弱すぎでは…

 

横浜SEとものちにデートをすることになるので別記事に書くことにする。

 

 

まとめ。

 

オタク婚活アエルラは、なんといってもオタクにはありがたいサービスだとしか言いようがない。

 

このサービス考案した人最高だよ。ほめたたえたい。

 

普通の婚活と違って、「オタク」という共通点が最初からわかっているという点は利点である。

 

あとケーキすごくおいしい。

 

私が参加したのは20代限定パーティーだったが、最近のアエルラはR23、R25R30、声優好き、ゲーマー、メガネ男子、動物好きなどなど、ジャンルや年齢制限も細かくなっているようで、また参加してみたいと思っている。

 

収穫もあったし。

 

ちなみに女性は2000円だが、次回使える1000円引き券をくれた。

 

これ使う機会ない方がいいに決まってるけどね。

 

秋葉原のわりにデブとかキモオタもそれほど多くなかったし、不快な感じもなかった。

 

スタッフさん優しいし。

 

スタッフさんもオタクらしいのでオタクしかいない空間だし、なんならBGMもアニソンだった。

 

なんと快適な空間。

 

デメリットとしては、アピールタイムなどは男女ともに積極的に狙いを定めて話しかけに行かないといけないので、コミュ障は苦労すると思われるということ。

 

もたもたしているうちに話しかけたい人がとられてしまうことも大いにあり得る。

 

その辺は頑張るしかない。